2012年1月24日火曜日

やけ酒買い

父の葬儀を終わらせてLaeに帰って来たのが2011年11月26日。即、酒・食料の調達にLae最大手のスーパーFoodMartに行ったところ、入り口にLiquorBan(種類販売禁止)の貼り紙。31th-Januaryまでとある。一瞬、今がいつだかとかJanuaryが何を意味するのかとか分からなくなった。正気に帰って青くなった。年越しをまたいで2ヶ月以上酒なし?ありえん。
 そんなことがあってから、早二ヶ月弱が経過し禁止期間もあと一週間となった。この間わがUNITECHの近くにあるArmy Barrackに直接行ったり買ってきてもらったりしたビールが、多分5ダースくらい。日本滞在中の妻から送ってもらった焼酎が2本。現在、在庫は焼酎が少々のみ。つらい日々であった。ビールと焼酎があったんならいいじゃん、と言われそうだが、俺は若い頃から、一晩でいろんな酒を飲むいやな習慣があって、この2種類ってのは正直きつい。
 あと一週間ともなると我慢の糸が緩んできて、ワインが飲みたくてたまらない。というわけで、街に行ったついでに久しぶりにLae International Hotelに行ってワイン赤白を買ってきた。各々70キナ前後。普段の金銭感覚では絶対に買わない値段だ。ちょっとおかしくなってる精神にわざと判断を任せたところもある。ホテルの建物の中に入るのは本当に久しぶりだったんだけど、内装が大幅に新しくなっていてびっくりした。顔見知りのホテルマンも何人か残っていた。以前ちょくちょく行ってたバーにいたDicksonもマネージャに出世したらしい。かつてここに住んでいたかと思うとなんとも・・・。
 最近聞いた話だが、Liquor Banが一部には評判がいいらしくて、延長するなんていう話もある。PNGの男連中の中には、給料のほとんどをビールに使ってしまって家に金を入れなかったり、酔っ払って喧嘩したり、果ては酒代ほしさに悪事を働いたりするのがいたりする。前者2種類に関してはまわりにもいっぱいいて、まあ、酒は女性の目の敵なわけだ。そんな事情だから酒に厳しくなるのは解るとしても、全面禁止はどうなんでしょう。小売業の売上も相当影響あるだろうし、高率の税収だって取りっぱぐれるはずだ。ちょっと気になることではある。

0 件のコメント: