2012年1月26日木曜日

Laeの道路事情

 我がLaeの街もここ2−3年でずいぶん舗装工事が行われ、以前と比べて便利になっただけでなく、風景もかなり変わった。Laeに来たことのない人には全く興味がないことであろうが、現在の道路状況についてまとめておく。
 Laeは「熱帯雨林気候」の名のとおり雨の多いところで、ざっとアスファルトで舗装したくらいではあっという間に穴だらけになる。つまり雨が舗装の下の土を流してしまうわけで、Potholeと呼ばれる穴が多数出現し、ハイランドから来た連中がうんざりするくらい悪名が高かった。
 国から道路への予算がついたと報道されたのが確か2008年で、翌年にはLae市内から私が居住しているUNITECHキャンパスまでの Independent Roadがアスファルトで舗装された。それ程厚くはないが基礎工事も行われ、路肩をコンクリートで補強した立派な道路である。その後、市内を縦貫する Huon Roadが同様にアスファルトで舗装され、我が家から市街地のスーパーマーケットまで、ほぼ舗装道路を通って行けるようになった。これは大きかった。
 昨年はボタニカルガーデン北の道と、ボタニカルガーデン南からタウンに抜ける道が開通した。現在は市街地、ボタニカルガーデン北東のラウンドアバウトか らErikuのバスステーションへの道が工事中。そしてAngau総合病院前の道が着工したばかりだ。最近の工事はアスファルトではなくコンクリートで 行っている。
 迂回路の計画などをあまりしないで工事が始まるので、昨年の夏ごろ市街地では、どこをどう行っても行き止まりになってしまうことがあった。また、道路を閉鎖しないで工事することも多く、作業中のパワーショベルすれすれに通行することもある。
 道路に穴がなくなり、土埃が舞い上がらなくなり、加えて道路の脇が直線で仕切られているのが、景観にぴしっとした感じを与えている。数年前以前にLaeに来た人は、今見たら「建物は変わってないんだけど、何か違う感じ」がするだろう。

0 件のコメント: